フクロウをお風呂に入れるのは危険【ゆず湯・菖蒲湯・ぬるま湯】

飼育解説

 フクロウをお風呂(ゆず湯)(ぬるま湯)に入れるのは生体にとって危険です。その理由【2選】を説明します。

また、このテーマで同じく注意喚起動画を作成、公開しております。そちらの動画では説明欄にて引用した獣医師発信の記事等もリンクを掲載しておりますので参考にしてください。

フクロウをお風呂に?ゆず湯に入れるのは危険です

飼育していない一般の方からしたら一見可愛い映像もフクロウにとっては健康に害を与える行為であったりします。

広く拡散された動画の中でフクロウをゆず湯に入れている動画を閲覧した事のある方も居るのではないでしょうか。

まず本題に入る前に1つだけ皆さんにお願いがあります。

絶対に【フクロウ ゆず湯】で検索して閲覧しないようにお願いします。

ざっくり、どう言った映像なのか説明しますと、洗面台にフクロウの足も届かない程のぬるま湯を張り、フクロウが浮いてる状態です。

危険な理由その1【クエン酸】

まず1つ目として柚子に含まれるクエン酸が鳥にとって有害です。割と少量でも呼吸器に影響を与えてしまいます。更に犬猫でも皮膚の弱い子だと皮膚炎を引き起こす可能性があり柚子湯に入れないようにという注意喚起の記事は簡単に見つかります。

危険な理由その2【尾脂腺

そして二つ目、鳥は尾羽の上に尾脂腺と呼ばれる脂を分泌する機能があり、これを使って羽のコンディションを保つ役割があります。

ぬるま湯を使っている事に加え、フクロウが浮くほどの量のところに入れてしまうと余分に脂を落とし過ぎてしまう事に繋がります。

一般飼育者の中ではフクロウの水浴びをお風呂タイムとかって表現したりもする事もありますが、勿論本当にお湯に入れてしまう事は絶対に無く、タライのような容器に水を入れておいてフクロウ自身の意思で、したい時に水浴びできるようにし、水の量としても、およそ脚が浸かる程度の深さにしておくのが基本となってます。

以上になりますが、正直三つ目にストレス面についてもとかもどうかとの考察もありますが、それらは実際に数値化できるものでは無いので今回は二つの明確な、やってはならない理由を紹介させてもらいました。

この記事はフクロウ専門YouTubeチャンネル【Hiro and Buffy】によって作成されています

https://youtube.com/@hiroandbuffy2748

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